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中間管理録 トネガワ ネタバレ と レビュー

「月刊ヤングマガジン」連載 「中間管理録トネガワ」【原作:萩原天晴・漫画:橋本智広、三好智樹・協力:福本伸行】レビュー(ネタバレ含む)

中間管理録 トネガワ「介入」(月刊ヤングマガジン2017年No.4 収録)

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判定

利根川の健康診断の結果を見て「酒やタバコを控えましょう」と、告げる医師。判定欄には「要注意」の「C」が並ぶ。それを機に生活習慣の改善を徹底的に始める利根川。タバコは電子タバコに、焼き肉弁当はタニタ弁当に、エレベーターは階段に…

黒服

そんな利根川の頑張る姿を見ていた黒服達は、利根川の前ではカロリーの高い食事を食べないようにしようと言いはじめる。その中でひとり、体育会系出身の堂下の熱は一回り高かった。

コミット

利根川の努力を見て感動したという堂下は、利根川に1から10までとことんコミットする、と堅く決意していた。

堂下

翌朝から、自転車通勤の利根川の背後にピタリと追走する堂下の姿があった。階段でも振り返れば堂下。電子タバコも弁当も利根川が気が付けば、そこに笑顔で模倣する堂下が常にいた。

己の弱さ

ある日利根川は、普段の努力を考え、たまには良いだろうと「マヨ生姜焼き海苔明太弁当」に手を出した。その背後から忍び寄り、いきなり弁当をゴミ箱に放り込む堂下。驚く利根川に堂下は言う、「本当はこんな事はしたくないが、己の弱さに負ける利根川の姿は見たくない」と。

エスカレート

その日を機に堂下の介入はエスカレートした。利根川に夕食の写真をメールで送らせ、炭水化物が多いなどと食生活の管理までも始め、いちいちダメ出しをするようにもなった。

トンカツ弁当

ある日、堂下の目を盗んで「トンカツ弁当」を食べようとトイレの個室に隠れる利根川。弁当を広げ、食べようとしたときに忍び寄る足音。一つ一つ扉を開ける音が近付き、焦る利根川。

いよいよ利根川が潜む個室のドアの下の隙間に影が近づく。焦って周りを見渡し、再びドア下の隙間に目をやると影がない。通り過ぎたかと一息つく利根川。そこにポタリと落ちる水滴。上に目をやると、そこには涙ぐむ堂下の姿。「何度も言ったはずだ」と、トンカツの衣を外し、白米も食べるなと、利根川に指示を出す。

再検査

数日後の再検査の結果、苦労した甲斐有って「オールA」となっていた。喜ぶ堂下を見ながら利根川は堂下の事を「要注意」の「C」と診断していた。

 

「介入」のレビュー

相変わらずの利根川と黒服のドタバタ激。今回の主役は体育会系出身の堂下だ。スポーツマン的な熱い思いでサポートしようとする堂下と、迷惑そうな利根川のやりとりが可笑しい。「己の弱さ」に負けそうな時に、堂下みたいな人間が居てくれたら便利そうだ、と感じたのは私だけだろうか?

 

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