中間管理録 トネガワ ネタバレ と レビュー

「月刊ヤングマガジン」連載 「中間管理録トネガワ」【原作:萩原天晴・漫画:橋本智広、三好智樹・協力:福本伸行】レビュー(ネタバレ含む)

中間管理録 トネガワ 第29話 「白服」

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荻野

利根川チーム、黒服(部下)の一員である荻野の結婚式。この日ばかりは、いかに帝愛社員であれども、サングラス、黒ネクタイはNG。サングラスを外し、白ネクタイで身だしなみを整える。ご祝儀は帝愛の暗黙のルールにより、同僚3萬円、上司5萬円と決まっている。

知り合い

会場に入場し、自分達のテーブルを探す利根川と黒服達。同じテーブルに見かけない男性が座っていることに気付く黒服。利根川は慣れたもので、共通の知り合いがいない友人だろう、良くあることだ、と黒服達にさらりと言う。

ご入場

そうこうするうちに、いよいよ新郎新婦の入場となる。帝愛社員が一生に一度しか着ないであろう白服で登場し、新郎新婦の紹介が行われる。

主賓祝辞

続いて、主賓による祝辞。利根川のスピーチが始まる。長すぎず短すぎず、時々織り混ぜたユーモアにより場を和ませ、利根川の祝辞は◎で無事に終わる。

祝宴

祝辞の後、ケーキ入刀、乾杯と式は進み、祝宴開始となる。歓談の合間に利根川のスピーチで語られた荻野への高い評価について黒服が「意外」だった、と言う。利根川は「ウソに決まってるだろう」と返す。祝辞の目的はその場を盛り上げること。内容の真偽などはどうでも良く、新郎新婦が素晴らしい人間なのだと安心できればそれで良いのだ、と言い切る。

ムービー

新郎新婦のお色直し中に、と司会から新郎新婦のこれまでの人生をまとめたスペシャルムービーの上映案内があった。利根川は「定番」であり「退屈」な余興だと心の中で呟く。

ザンビア共和国

ムービーは荻野の誕生話から始まる。ザンビア共和国で生を受けた荻野は8歳で日本に移住し、成人後は職を転々としながらお笑いの世界にいた事もあると言う。テーブルの見かけない男性はその時のお笑いコンビの相方だったのだ。 結婚式では新郎の意外な一面を知ることも珍しくない、と言いながらも、利根川も驚きを隠しきれなかった。

痛々しい

佐衛門三郎に命じ、余興の内容を司会に確認させた利根川。特におかしな余興は予定されていない、と報告する佐衛門三郎。日曜日に何萬円も払った上に、誰も得しない痛々しい余興を見せられても、まるで罰ゲームだ、と言う利根川。

つつがなく

佐衛門三郎の報告通り式はつつがなく無事に進行し、新郎新婦の挨拶と写真撮影を残すのみとなった。挨拶の後、写真撮影の撮影係を引き受ける黒服の山崎。

ミュージックスタート

山崎のシャッターの合図と共に始まる音楽。呆気にとられる利根川。音楽に併せ、始まる黒服達によるフラッシュモブ。 「下手な余興は寒いだけ」と黒服達に忠告していた利根川は、途方に暮れる。

そういうノリ

フラッシュモブに新郎までが混ざり込み、一気に盛り上がる結婚式の参加者達。「今日はそういうノリか」と利根川。「仕方なく」利根川自身もフラッシュモブに参戦し、新郎新婦に圧倒的な祝福を贈る。

第29話 「白服」のレビュー いつもの黒服達の黒服では無い、ひと時を描いた29話。 百戦錬磨の利根川と慣れない黒服達が繰り広げるドタバタ劇ではなく、むしろいつもとは反対に、黒服達に利根川が驚かされるシーンが多い。最後は、利根川の優しさやと言うか、器の大きさと言うか、何やらホッコりさせられるモノを感じたのは私だけだろうか?