中間管理録 トネガワ ネタバレ と レビュー

「月刊ヤングマガジン」連載 「中間管理録トネガワ」【原作:萩原天晴・漫画:橋本智広、三好智樹・協力:福本伸行】レビュー(ネタバレ含む)

中間管理録 トネガワ 第28話 「肉食」

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 圧倒的影武者

兵藤会長の影武者として完璧な成長を遂げた「まさやん」。影武者プロジェクト開始から2ヶ月という期間が経ち、いよいよ兵藤会長の部屋に呼び出された利根川。

メンタリズム

 兵藤から何の用で呼ばれたか判るか、と聞かれた利根川は即座に「はい」と応え、影武者の準備について報告しようとする。兵藤は利根川の言葉を遮り、黒服を呼びつける。黒服は利根川にカードを一枚選ぶように言う。

心の声

カードを選んだかと利根川に確認した兵藤は「お前の心の声が聞こえる」と言いながら利根川が引いたカードを言い当てようとする。カードを言い当てられることは無かったが、利根川は確信した。会長の影武者ブームは既に去っている、と。

まさやん

自室に戻った利根川は山崎に事の次第を伝える。山崎はこの一ヶ月の努力と「まさやん」のこれからについて心配する。しかし、利根川は、残念ではあるが「まさやん」を帝愛で面倒を見ることは出来ないと言う。そこに利根川に頼まれた書類を手に登場した遠藤金融社長。利根川から兵頭の影武者ブーム終焉の経緯を聞かされた。

 野に放つ

 その翌日、遠藤から利根川等が困っていたようだから「まさやん」を夜中に連れ出して捨ててきた、と聞かされた利根川と山崎。すぐに探しに行かなくては、と山崎が焦る。

ステーキ

遠藤がまさやんを放置した場所を中心に、ステーキ屋をくまなく捜査する山崎と利根川。涎を垂らしながら手掴みでステーキを食べる老人が来なかったか?と聞いて回るが、手掛かりを掴めない

本物

雨が降り始め、帝愛本社ロビーに戻った山崎と利根川。この雨の中、まさやんがどうしているか、と案ずる山崎。カネは渡してあるから大丈夫だと言う遠藤。そこに何処からともなく聞こえてくる「キキキ…」という笑い声、反応する山崎。しかしそこにいたのは黒服に跨がって遊ぶ本物の兵藤だった。

代わり

遠藤に余計な事をしたとこぼす利根川、その利根川の代わりに手を汚すのが私の仕事、という遠藤。その時、山崎が物音に反応し、駆け出す。その先にはズブ濡れでボロボロになった「まさやん」の姿があった。山崎は言った、「無事で良かった!もう離さないっ!」と。

駄目だ

どうかこのまま「まさやん」を帝愛に…!と、懇願する山崎に利根川は言った。山崎が面倒をみてやらないと駄目だ、と。

紆余曲折

兵藤会長の影武者ブーム再来に備えた保険として利根川に救われた「まさやん」。山崎に「制裁」をしたご褒美にステーキにカジり付くまさやんに「居座れて良かったな」と話しかける遠藤を睨みつける「まさやん」。その姿はもはや本物の会長にしか見えなかった。

 

第28話 「肉食」のレビュー

 有機無農薬野菜炒めの定食屋から連れてこられた「まさやん」が、圧倒的影武者へと変貌を遂げた後を描いた28話。予想通り兵藤会長の気まぐれだった影武者ブーム。存在価値を失った「まさやん」への酷い仕打ちと、育てた山崎の「まさやん」への愛。

非現実的な内容であるにもかかわらず、現実社会の縮図のようなものを感じてしまうのは私だけだろうか?