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中間管理録 トネガワ ネタバレ と レビュー

「月刊ヤングマガジン」連載 「中間管理録トネガワ」【原作:萩原天晴・漫画:橋本智広、三好智樹・協力:福本伸行】レビュー(ネタバレ含む)

中間管理録 トネガワ 第27話 「手掴」

中間管理録 トネガワ 第4巻(24話~31話)

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 部屋

帝愛本社に移送された兵藤会長のそっくりさん「まさやん」は早速、専用の部屋に案内される。礼を言おうとした「まさやん」は、部屋の中の異様な雰囲気に躊躇する。構わず利根川は山崎にその場を任せて立ち去る。

会長色

利根川に「まさやん」をドス黒い会長色に、責任を持って塗り替えると約束した山崎。山崎の名前を呼ぶ「まさやん」に早くもダメ出しをする。会長は黒服の名前など絶対に覚えず「おい」か「グラサン」という呼び方をし、自分のことは「ワシ」と呼ぶ、と。

手掴み

山崎による辛辣、過酷なスパルタ教育が始まる。食事の際の兵藤会長は、「いただきます」など言わず、ナイフやフォークも使わず手掴みで、口の周りをビチャビチャにしながら食べる事。笑い声は基本的に「カ行」であり、苦しみのたうち回る債務者を目にしたときは「カカカ…」ではなく、「キキキ…」と笑う事。次々と「まさやん」に教育指導を重ねていく。

 仕上がり

仕上がりはどうか?と様子を見にきた利根川に、経過を報告する山崎。まだまだ兵藤会長にはほど遠いが、時々本物と見紛うほどの表情を見せることもある、間違いなく光モノを持っている、と報告する。

ポンコツ

教育開始から一週間が経過し、まさやんが会長の「制裁」 の練習をしているとき、山崎は「まさやん」を激しく罵倒しながら「杖」の振り方にダメ出しをした。山崎に「腰抜け」と言われた「まさやん」は怒りと共に杖を振り抜いた。

その手応えに我に返る「まさやん」に山崎は言う、今の感覚を忘れるな、制裁とは即ち「怒り」だ、と。

完璧

そうして1ヶ月が経過。状況を確認しに来た利根川に「ククク… 来たの!利根川」と迎える「まさやん」。見た目だけではなく、声、口調、仕草、思想など、完璧な会長に仕上がった、と報告する山崎。出された焼きたてのステーキを手掴みで涎を垂らしながらむさぼり食う「まさやん」は、本物を越えたかも知れないとも言う。

無駄

杖の一振りで、離れた蝋燭の炎さえも消すことが出来るようになった「まさやん」を見て、利根川は山崎を「良くやった」と誉めた。まさやん本人にも、良くやったと声をかけるが、山崎に「無駄だ」と言われる。会長の就寝時刻である22時を越えたため「まさやん」は、既に就寝していた。

2ヶ月

こうして兵藤会長の気紛れから影武者プロジェクトが始まってから2ヶ月が経過し、ようやく圧倒的な影武者が完成した。

 

 第27話 「手掴」のレビュー

 まさやんの受難と成長が描かれた27話。トコトン馬鹿げた内容の連続だが、随所に兵藤会長の特徴が凝縮して描かれているため、ジワジワと笑いがこみ上げて来てしまう。この先の展開に一抹の不安を禁じ得ないが、まさやんの活躍を願ってしまうのは私だけだろうか?

 

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