中間管理録 トネガワ ネタバレ と レビュー

「月刊ヤングマガジン」連載 「中間管理録トネガワ」【原作:萩原天晴・漫画:橋本智広、三好智樹・協力:福本伸行】レビュー(ネタバレ含む)

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中間管理録 トネガワ 第19話 「計測」

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電光掲示板

限定ジャンケンのリハーサルが近付いた帝愛本社の第三会議室。ゲームに必要な備品がそろい始め、テーブルや電光掲示板が次々と運び込まれる。

計測

利根川が試しにカードをテーブルに入れてみるが、グー、チョキ、パーの各カード残数を計測して表示する筈の電光掲示板が反応しない。部下達にカードへの仕込みを確認するも、誰も手立てを講じていなかった事が判明する。

紙くず

大量に手配されたグー、チョキ、パーのカードは、何の仕掛けも施されていないただの紙のカードであると判る。流石にテーブルには何らかの仕掛けがあるのだろうと中を確認する利根川。しかしテーブルもやはりまた空であった。

責任

 慌ててカードを再手配しようとする部下を止める利根川。今更間に合わない、責任をとってテーブルの中に入って自分で計測しろ!と怒鳴りつけた。

インポッシブル

部下達は慌てて利根川の説得を始める。狭いテーブルの中に四時間も入ればおかしくなる、腹も減る、腰も痛める、と。

暫く黙って聞いていた利根川は一言吐き捨てる。

もういい、勝手にしろ。あれもこれも無理、あきれ果てた。ワシはもう知らん、と。

会議室から去る利根川、取り残された部下達。暫くあたふたするが、1人が決断した。あそこまで言われたらやるしかない、と。

翌日

自室で1人考える利根川。よく考えれば業者に無理を頼めば、来週のリハーサルに間に合わない事もない、と。頭にきていたとはいえ流石に言い過ぎたかと思い直し、部下達を許すことにした。

大広間

会議室に電話をかける利根川。出たのは山崎だった。ちょうど利根川に連絡しようとしていたと言い、5階の大広間に来るよう利根川に伝える。

耐久テスト

複数のテーブルが置かれた大広間に、1人座る部下の山崎が利根川に話しかける。これは耐久テストであり、5時間以上経った今でも脱落者はゼロだという。

試しにカードを入れてみるよう利根川を促す山崎。利根川がカードを入れる度に電光掲示板も正確に反応し、カード残数を計測する。

意地

人間計測器の完成を喜ぶ山崎、部下達の根性と意地も充分に伝わった、もう出てきていいぞ、と利根川はテーブルのひとつを開ける。

寛ぎ

テーブルの中を見た利根川は自分の目を疑う。中には低反発クッションに座りながら最新ゲーム機を楽しむ佐衛門三郎の寛いだ姿があった。

権田が入るテーブルの中には彼の幼い頃からの夢である古本屋が、中田のテーブルではプラネタリウムが、萩尾のテーブルでは猫カフェが、それぞれの小世界として繰り広げられていた。

圧倒的

無理難題を解決した部下たちに、怒るに怒れない利根川は圧倒的なモヤモヤ感に包まれる。

 

第19話 「計測」のレビュー

 相変わらずのお間抜けぶりを発揮している利根川チームの部下たち。一度は見放すも、やはり許してしまう利根川の寛大さ。見放されても諦めずに這い上がろうとする部下たち。

何だかんだで力を発揮するチームのように感じるが、やはりたどり着くのは少しズレた着地点。憎めない彼らの姿に少しホッコリしてしまうのは私だけだろうか?