中間管理録 トネガワ ネタバレ と レビュー

「月刊ヤングマガジン」連載 「中間管理録トネガワ」【原作:萩原天晴・漫画:橋本智広、三好智樹・協力:福本伸行】レビュー(ネタバレ含む)

中間管理録 トネガワ 第18話 「追走」

スポンサーリンク 

楽天Kobo電子書籍

最上階

 今春オープン予定の帝愛ホテルを見上げながらほくそ笑む兵藤会長。その最上階にある兵藤直々プロデュースの最高級レストラン。その試食会を楽しみに来ていた。

宿敵

涎が止まらないと思わないか?と兵藤が同意を求めたのは利根川と他にもう一名、帝愛No.2最有力候補のひとり黒崎だった。利根川にとってはNo.2のポストを争う宿敵だ。

言いにくい

そんな黒崎が兵藤に向かい一言。「よだれ、出過ぎです。」

さり気なく差し出されたハンカチで口元を拭う兵藤も「気が利く」と怒る様子もない。利根川は、自分が苦手とする言いにくい事もさらりと言って兵藤に気に入られる、と悔しがる。

ツバメの巣

帝愛ホテル最上階の最高級レストランの試食会は、ツバメの巣のスープから始まった。 利根川は塩辛すぎると感じるが、兵藤は旨いと言い、利根川に同意を求める。しかたなく合わせようとする利根川の言葉を遮り発言する黒崎。塩辛いと言い切る黒崎に兵藤も確かにそうだと言う。

地雷原

 利根川が恐れる兵藤会長の怒りの地雷原を平気な顔で、尚且つ地雷を踏まずに突っ走れる黒崎に、納得できない利根川は突如閃く。

 固過ぎ

ステーキを食べ始めた黒崎が「固すぎて噛み切れない」と言ったタイミングを逃さない利根川。すかさず黒崎に併せて「私も固過ぎると思う」と被せた。利根川の予想通り兵藤の反応は上々で、二人の言うとおり固過ぎると笑う。

背後

安全な黒崎の背後に上手くつけた利根川。ここぞチャンス、とばかりに「もはやステーキと言うよりゴム底」と黒崎の一歩先を狙う。

ごもっとも

黒崎を一歩出し抜いた、と思ったその時、兵藤の様子が豹変する。「いま、ゴム底と言ったか?」と、詰め寄られた利根川は咄嗟に「ゴム底」ではなく「ごもっとも」と言った、と慌てて何とかやり過ごす。

カルシウム

危うく地雷を踏みかけた利根川、今はまだ変な気を起こさずに背後を付いていくのがベストと判断した。

兵藤は、最近の苛立ちはカルシウムが不足しているのかも、と話題を移す。黒崎は平然と、会長の苛立ちはカルシウムなどでは押さえきれない、生まれつきだ、と言う。黒崎の後を追う利根川、危険な領域に入っているのでは?と、ヒヤヒヤし始める。しかし兵藤は上機嫌のまま話は進む。

直角

構わず続ける黒崎、兵藤会長の機嫌が3日も続けば霙でも降るかと心配になる、と言う。後を追う利根川も「霙どころか槍が降るかと…」と、言うやいなや兵藤の態度は一転怒りへと豹変、黒崎も「槍」は言い過ぎ、と言う。

危険区域で目の前の黒崎が直角に曲がったことで、完全に兵藤の地雷原で単独走行する事となった利根川。地雷を踏み込んで兵藤の怒りを爆発させ、兵藤の制裁を受けながら、境界線が解らない、と苦悩する。

  

第18話 「追走」のレビュー

 ウマが合うというのかどうかは判らないが、際どい発言も何故か許されるという人間がいるのは確かだ。

自分なら確実に墓穴を掘るような場面でも、さらりと切り抜ける黒崎のようなタイプは、正直羨ましいと感じてしまう。

なんとかあちら側の人間になれないものか、と感じるのは私だけだろうか?