中間管理録 トネガワ ネタバレ と レビュー

「月刊ヤングマガジン」連載 「中間管理録トネガワ」【原作:萩原天晴・漫画:橋本智広、三好智樹・協力:福本伸行】レビュー(ネタバレ含む)

中間管理録 トネガワ 第17話 「手招」

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海老谷

兵藤会長の手形を取ろうとして解雇となった海老谷に呼び出され、喫茶店で何の用かと問う利根川。どうしても直接詫びをしたかったと説明を始める海老谷。

デラックス

海老谷の説明を妨げ、利根川は指摘した。本当に申し訳ないと思っているのならば、デラックスパフェは頼まないだろう、と。ちゃんとした謝罪の意志が出来てから出直してこい、と言い残しバフェ代を支払い立ち去った。

不利益

数日後に再び利根川を呼び出した海老谷。 言葉ではなく行動で謝罪の意を示すという。利根川が受けた減棒による不利益を補って余りあるほどの大金を手に入れる話があると言い、利根川をある場所に連れて行く。

チャンス

利根川が連れてこられたのはマルチ勧誘セミナー会場だった。画期的なビジネスモデルと興奮する海老谷に「帰るぞ」と言い放つ。その様子を見たセミナー講師が今帰れば大きな魚を逃すことになると止めにかかる。海老谷も同調し、利根川を引き留めようとする。

コツコツ

 利根川は一喝する。そんな甘い話はない、楽して大金を稼ごうとすることが間違い、月収百万円とは才能ある者がコツコツ努力を重ねた結果にようやく到達するモノなのだ、と。

ネットワーク

そんな利根川を時代遅れと笑い者にするセミナー講師と参加者たち。利根川は続けた。どう稼ごうが、その結果どうなろうが知ったことではないが、海老谷にはまだ謝罪をしてもらうという貸しがある、マルチではなくキチンとした行動で、と。そう言う利根川に海老谷は言った。

「…マルチではなくネットワークビジネスです」と。

無念

結局その日は、海老谷を説得出来ないままで無念の帰宅をした利根川。その数週間後に利根川のもとに届いた一通の手紙。海老谷からだった。

目が覚めた

手紙には書かれていた、海老谷が例のビジネス辞めたこと、例の集団が悪質な商取引法違反で一斉検挙されたこと、利根川さえ良ければまた改めてキチンと謝罪させてほしいことなど。

しかし、その手紙は、拘置所の中で書かれたものであった。。。

 

第17話 「手招」のレビュー

 ズレているが熱量のある海老谷の後日談が描かれた第17話。再びそのズレゆえのエピソードが印象的だ。それでもなお、海老谷を見捨てることなく助け出そうとする利根川の優しさが感じられる回だ。笑い者にされても屈することなく立ち向かう利根川。それとは対照的にズレ続ける海老谷。

両者の激しいコントラストが胸に突き刺さって来たのは私だけだろうか?