中間管理録 トネガワ ネタバレ と レビュー

「月刊ヤングマガジン」連載 「中間管理録トネガワ」【原作:萩原天晴・漫画:橋本智広、三好智樹・協力:福本伸行】レビュー(ネタバレ含む)

中間管理録 トネガワ 第16話 「昼時」

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昼休憩

 ランチタイムに突入し、稀にみる空腹感に何を食べてやろうかと思案ながら歩く利根川。いつもなら蕎麦や定食ですますところを、ガッツリカツ丼を選択した。

ボリューミー

席について隣の客が食べるカツ丼に目をやる利根川。ボリューミーではあるが、月並、今の自分には少し足りないと感じる。

なめるな

店員を呼び止め大盛をオーダーする利根川にザワつく店内。店員も大丈夫ですか?と、心配をする。利根川は「なめるな」と一括し、早く持ってくるよう店員をせかす。

圧倒的

数分後にテーブルに出されたカツ丼を前に動揺する利根川。圧倒的量に驚きを隠せない。並盛りと思しき隣の客とのあまりの差の大きさに、もっと細かく段階を刻むのが普通だと考えるが、はたと気付く。

刻む

改めてメニューを確認する利根川。この店は刻んでいた、並より下に細かく刻んでいた。

大盛「ようこそ新世界へ」、並盛「突破するのは命がけ」、小盛「今日1食で済ませたい方へ」、レディース「他店の並盛りくらい」、キッズ「食べ盛りのお子様へ」、、、

レディース

つまり隣の客は並盛りではなく、レディースを食べていた。

写真

店員から大盛り挑戦記念の写真撮影を頼まれる利根川。壁に目をやると挑戦に敗れた大学ラグビー部員の写真。安息のランチタイムのはずが一転、修羅場と化す。大見得を切った手前、引き下がれないと覚悟を決める利根川。店員に新たな伝説の瞬間、シャッターチャンスを逃すな、と吐き捨てて挑戦を開始する。

長すぎる

ランチタイムからなかなか戻らない利根川を案ずる第三会議室の部下達。ようやくそこへ姿を現す利根川は静かにデスクへと向かう。

心配して声をかける部下達に利根川は一喝、「近づくな!今の自分に触るとどうなっても知らんぞ、、、!」と。

異様な雰囲気に、何があったのか、と動揺する部下達。

 

第16話 「昼時」のレビュー

 戦うビジネスマンの憩いのひとときであるランチタイム。何を食べようかと迷う時間もまた、楽しみのひとつといえよう。

そんな安息のひと時を一瞬の判断ミスにより修羅場へと変えてしまった利根川の姿に悲しく余韻を感じる。いかなる時も気を緩められないサラリーマンの哀愁を感じるのは私だけだろうか?