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中間管理録 トネガワ ネタバレ と レビュー

「月刊ヤングマガジン」連載 「中間管理録トネガワ」【原作:萩原天晴・漫画:橋本智広、三好智樹・協力:福本伸行】レビュー(ネタバレ含む)

中間管理録 トネガワ 第30話 「弁舌」

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第1回

ついに開催される記念すべき第1回限定ジャンケン。モニター室から会場を眺める兵藤会長も開始を楽しみに待っている。そして豪華客船エスポワールは晴海を出港した。

ルール説明

会場の参加者に向けて利根川から簡単なルール説明がなされた。そこからいよいよゲーム開始、となるはずが、債務者(参加者)からは、金の使い道と負けたときの処遇についてきちんと説明しろ!と、反発の声があがる。

想定内

ステージ上の利根川のそばに控える黒服の山崎は焦るが、利根川は違った。想定内と落ち着き払い、ステージ上のマイクに向かい吐き捨てる「Fack You. ぶち殺すぞ… ゴミめら…」 と。

説教

債務者からのヤジなどでは動じずに、ここぞとばかりに始める債務者への説教。勘違いするな、甘えを捨てろ、人は勝たなければゴミだ、と続ける。勝たなければ野茂はウスノロ、羽生はネクラ、イチローはいけ好かないマイペース野郎だが、彼等がそう思われないのは勝ち続けてきたからだ、と締めくくる。

一変

利根川の演説で一変した開始の雰囲気。限定ジャンケンは概ね成功し、醜く争う債務者達を目にした兵藤会長もご満悦の様子。3日後に第2回を開催しろ、と命じてその場を立ち去る。

お見事

ひとまず無事に終了した第1回限定ジャンケン。豪華客船エスポワールの甲板で一服する利根川。背後から黒服の山崎が「見事な演説でした」と声を掛けた。

ワードセンス

内容はもちろん、あの「凄み」はなかなか出せない、と利根川の演説を真似しながら絶賛する山崎。対して利根川は、細かい発音や言葉の選択が違う、と指摘する。そのワードセンスすら「渋い」とほめ続け、「利根川先生にとって演説は?」と問う山崎。調子に乗った利根川は、心地良い潮風と達成感にも後押しされ、朝までエスポワールの甲板で山崎と語り合った。

第2回

3日後、参加者は何とか集まったが、甲板で朝まで語っていた利根川はノドを傷めて声が出ないと言う。山崎は心配する、前回のように債務者達が騒ぎ出したら誰が抑えるのか、と。利根川は筆談で山崎に「おまえしかいない」と返す。山崎意外の黒服は全員テーブルの中で人間計測器になっている、と。

急遽

利根川の不調により、急遽ホールマスターに登板する事となった山崎。本番直前まで利根川の指導のもと、演説の練習を繰り返す。

幕開け

いよいよ本番開始、何とかルール説明までやり通した山崎。ステージから去ろうとした時に前回同様、債務者からヤジが飛び、波乱の幕開けとなる。想定通り、と練習した「Fack You. ぶち殺すぞ… ゴミめら…」を吐き捨てる山崎。

クリア

ざわつき言葉を失う債務者達、利根川と山崎は、第1関門クリア、と一息つく。

ファン

演説を続ける山崎、野茂やイチローのくだりまで来たところで、熱烈イチローファンである債務者から思わぬヤジが飛び込む。うろたえる山崎にステージ脇から「羽生でおせ」のボードを指差す利根川。しかし山崎の前には睨みつけてくる将棋ファンの姿。

勝ちたい

切羽詰まった山崎、思わず叫び出す。 「勝ちたいかー!」「イチローみたいになりたいかー!」 ステージ脇の利根川、それではまるでウルトラクイズだ、と落胆する。

大成功

山崎の演説により、前回とは違うノリではあったが、第2回限定ジャンケンも大成功での幕となった。

第30話 「弁舌」のレビュー

経験豊富な 利根川と、まだまだこれから黒服山崎のコントラストを描いた30話。演説においても圧倒的な貫禄と凄みを醸し出す利根川の姿に憧れる部下の山崎。理想的な上司と部下の関係だが、今回は上司の利根川が調子に乗って「やらかした」。またもや体調管理で失敗した利根川、山崎の頑張りで乗り切ろうとするが、力及ばずに少しズレて着地する。 とは言え、チームワークで何とか乗り切る二人の姿に、山崎のような部下がいれば良いな、と感じたのは私だけだろうか?

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中間管理録 トネガワ 第29話 「白服」

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荻野

利根川チーム、黒服(部下)の一員である荻野の結婚式。この日ばかりは、いかに帝愛社員であれども、サングラス、黒ネクタイはNG。サングラスを外し、白ネクタイで身だしなみを整える。ご祝儀は帝愛の暗黙のルールにより、同僚3萬円、上司5萬円と決まっている。

知り合い

会場に入場し、自分達のテーブルを探す利根川と黒服達。同じテーブルに見かけない男性が座っていることに気付く黒服。利根川は慣れたもので、共通の知り合いがいない友人だろう、良くあることだ、と黒服達にさらりと言う。

ご入場

そうこうするうちに、いよいよ新郎新婦の入場となる。帝愛社員が一生に一度しか着ないであろう白服で登場し、新郎新婦の紹介が行われる。

主賓祝辞

続いて、主賓による祝辞。利根川のスピーチが始まる。長すぎず短すぎず、時々織り混ぜたユーモアにより場を和ませ、利根川の祝辞は◎で無事に終わる。

祝宴

祝辞の後、ケーキ入刀、乾杯と式は進み、祝宴開始となる。歓談の合間に利根川のスピーチで語られた荻野への高い評価について黒服が「意外」だった、と言う。利根川は「ウソに決まってるだろう」と返す。祝辞の目的はその場を盛り上げること。内容の真偽などはどうでも良く、新郎新婦が素晴らしい人間なのだと安心できればそれで良いのだ、と言い切る。

ムービー

新郎新婦のお色直し中に、と司会から新郎新婦のこれまでの人生をまとめたスペシャルムービーの上映案内があった。利根川は「定番」であり「退屈」な余興だと心の中で呟く。

ザンビア共和国

ムービーは荻野の誕生話から始まる。ザンビア共和国で生を受けた荻野は8歳で日本に移住し、成人後は職を転々としながらお笑いの世界にいた事もあると言う。テーブルの見かけない男性はその時のお笑いコンビの相方だったのだ。 結婚式では新郎の意外な一面を知ることも珍しくない、と言いながらも、利根川も驚きを隠しきれなかった。

痛々しい

佐衛門三郎に命じ、余興の内容を司会に確認させた利根川。特におかしな余興は予定されていない、と報告する佐衛門三郎。日曜日に何萬円も払った上に、誰も得しない痛々しい余興を見せられても、まるで罰ゲームだ、と言う利根川。

つつがなく

佐衛門三郎の報告通り式はつつがなく無事に進行し、新郎新婦の挨拶と写真撮影を残すのみとなった。挨拶の後、写真撮影の撮影係を引き受ける黒服の山崎。

ミュージックスタート

山崎のシャッターの合図と共に始まる音楽。呆気にとられる利根川。音楽に併せ、始まる黒服達によるフラッシュモブ。 「下手な余興は寒いだけ」と黒服達に忠告していた利根川は、途方に暮れる。

そういうノリ

フラッシュモブに新郎までが混ざり込み、一気に盛り上がる結婚式の参加者達。「今日はそういうノリか」と利根川。「仕方なく」利根川自身もフラッシュモブに参戦し、新郎新婦に圧倒的な祝福を贈る。

第29話 「白服」のレビュー いつもの黒服達の黒服では無い、ひと時を描いた29話。 百戦錬磨の利根川と慣れない黒服達が繰り広げるドタバタ劇ではなく、むしろいつもとは反対に、黒服達に利根川が驚かされるシーンが多い。最後は、利根川の優しさやと言うか、器の大きさと言うか、何やらホッコりさせられるモノを感じたのは私だけだろうか?

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中間管理録 トネガワ 第28話 「肉食」

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 圧倒的影武者

兵藤会長の影武者として完璧な成長を遂げた「まさやん」。影武者プロジェクト開始から2ヶ月という期間が経ち、いよいよ兵藤会長の部屋に呼び出された利根川。

メンタリズム

 兵藤から何の用で呼ばれたか判るか、と聞かれた利根川は即座に「はい」と応え、影武者の準備について報告しようとする。兵藤は利根川の言葉を遮り、黒服を呼びつける。黒服は利根川にカードを一枚選ぶように言う。

心の声

カードを選んだかと利根川に確認した兵藤は「お前の心の声が聞こえる」と言いながら利根川が引いたカードを言い当てようとする。カードを言い当てられることは無かったが、利根川は確信した。会長の影武者ブームは既に去っている、と。

まさやん

自室に戻った利根川は山崎に事の次第を伝える。山崎はこの一ヶ月の努力と「まさやん」のこれからについて心配する。しかし、利根川は、残念ではあるが「まさやん」を帝愛で面倒を見ることは出来ないと言う。そこに利根川に頼まれた書類を手に登場した遠藤金融社長。利根川から兵頭の影武者ブーム終焉の経緯を聞かされた。

 野に放つ

 その翌日、遠藤から利根川等が困っていたようだから「まさやん」を夜中に連れ出して捨ててきた、と聞かされた利根川と山崎。すぐに探しに行かなくては、と山崎が焦る。

ステーキ

遠藤がまさやんを放置した場所を中心に、ステーキ屋をくまなく捜査する山崎と利根川。涎を垂らしながら手掴みでステーキを食べる老人が来なかったか?と聞いて回るが、手掛かりを掴めない

本物

雨が降り始め、帝愛本社ロビーに戻った山崎と利根川。この雨の中、まさやんがどうしているか、と案ずる山崎。カネは渡してあるから大丈夫だと言う遠藤。そこに何処からともなく聞こえてくる「キキキ…」という笑い声、反応する山崎。しかしそこにいたのは黒服に跨がって遊ぶ本物の兵藤だった。

代わり

遠藤に余計な事をしたとこぼす利根川、その利根川の代わりに手を汚すのが私の仕事、という遠藤。その時、山崎が物音に反応し、駆け出す。その先にはズブ濡れでボロボロになった「まさやん」の姿があった。山崎は言った、「無事で良かった!もう離さないっ!」と。

駄目だ

どうかこのまま「まさやん」を帝愛に…!と、懇願する山崎に利根川は言った。山崎が面倒をみてやらないと駄目だ、と。

紆余曲折

兵藤会長の影武者ブーム再来に備えた保険として利根川に救われた「まさやん」。山崎に「制裁」をしたご褒美にステーキにカジり付くまさやんに「居座れて良かったな」と話しかける遠藤を睨みつける「まさやん」。その姿はもはや本物の会長にしか見えなかった。

 

第28話 「肉食」のレビュー

 有機無農薬野菜炒めの定食屋から連れてこられた「まさやん」が、圧倒的影武者へと変貌を遂げた後を描いた28話。予想通り兵藤会長の気まぐれだった影武者ブーム。存在価値を失った「まさやん」への酷い仕打ちと、育てた山崎の「まさやん」への愛。

非現実的な内容であるにもかかわらず、現実社会の縮図のようなものを感じてしまうのは私だけだろうか?

 

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中間管理録 トネガワ 第27話 「手掴」

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 部屋

帝愛本社に移送された兵藤会長のそっくりさん「まさやん」は早速、専用の部屋に案内される。礼を言おうとした「まさやん」は、部屋の中の異様な雰囲気に躊躇する。構わず利根川は山崎にその場を任せて立ち去る。

会長色

利根川に「まさやん」をドス黒い会長色に、責任を持って塗り替えると約束した山崎。山崎の名前を呼ぶ「まさやん」に早くもダメ出しをする。会長は黒服の名前など絶対に覚えず「おい」か「グラサン」という呼び方をし、自分のことは「ワシ」と呼ぶ、と。

手掴み

山崎による辛辣、過酷なスパルタ教育が始まる。食事の際の兵藤会長は、「いただきます」など言わず、ナイフやフォークも使わず手掴みで、口の周りをビチャビチャにしながら食べる事。笑い声は基本的に「カ行」であり、苦しみのたうち回る債務者を目にしたときは「カカカ…」ではなく、「キキキ…」と笑う事。次々と「まさやん」に教育指導を重ねていく。

 仕上がり

仕上がりはどうか?と様子を見にきた利根川に、経過を報告する山崎。まだまだ兵藤会長にはほど遠いが、時々本物と見紛うほどの表情を見せることもある、間違いなく光モノを持っている、と報告する。

ポンコツ

教育開始から一週間が経過し、まさやんが会長の「制裁」 の練習をしているとき、山崎は「まさやん」を激しく罵倒しながら「杖」の振り方にダメ出しをした。山崎に「腰抜け」と言われた「まさやん」は怒りと共に杖を振り抜いた。

その手応えに我に返る「まさやん」に山崎は言う、今の感覚を忘れるな、制裁とは即ち「怒り」だ、と。

完璧

そうして1ヶ月が経過。状況を確認しに来た利根川に「ククク… 来たの!利根川」と迎える「まさやん」。見た目だけではなく、声、口調、仕草、思想など、完璧な会長に仕上がった、と報告する山崎。出された焼きたてのステーキを手掴みで涎を垂らしながらむさぼり食う「まさやん」は、本物を越えたかも知れないとも言う。

無駄

杖の一振りで、離れた蝋燭の炎さえも消すことが出来るようになった「まさやん」を見て、利根川は山崎を「良くやった」と誉めた。まさやん本人にも、良くやったと声をかけるが、山崎に「無駄だ」と言われる。会長の就寝時刻である22時を越えたため「まさやん」は、既に就寝していた。

2ヶ月

こうして兵藤会長の気紛れから影武者プロジェクトが始まってから2ヶ月が経過し、ようやく圧倒的な影武者が完成した。

 

 第27話 「手掴」のレビュー

 まさやんの受難と成長が描かれた27話。トコトン馬鹿げた内容の連続だが、随所に兵藤会長の特徴が凝縮して描かれているため、ジワジワと笑いがこみ上げて来てしまう。この先の展開に一抹の不安を禁じ得ないが、まさやんの活躍を願ってしまうのは私だけだろうか?

 

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中間管理録 トネガワ 第26話 「唯塩」

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 再び

帝愛本社、兵藤会長の部屋に呼び出された利根川。いきなり虫かごに入れられた「スズメバチ」と、野球のボールを見せられ、「どう思う?」と兵藤に問われる。

心理

前回の心理テストの続きか?と考えた利根川は、見せられたアイテムから連想し、「夏の思い出…」と言いかける。

利根川の言葉を遮り兵藤は「命を狙われている」と切り出す。歩いていたらボールが飛んできて危うく当たりそうになった、背中にスズメバチがとまっていた、躓きそうになった、、、と、そのやり方が巧妙だと語る兵藤。

妄想

利根川は確信した、ちょとした災いが続いただけの事であって、単なる被害妄想だ、と。しかし構わずに兵藤は利根川に言う、「頼みたいことは判るな?」と。

すかさず「警備の強化を…」と応える利根川の言葉を遮り、兵藤は「影武者」を用意するよう命じる。

捜索

こうして始まった利根川チームによる、兵藤会長の「そっくりさん」大捜索。しかし捜索は難航し、適役不在のまま20日目を迎える。

そもそも

利根川と2人で捜索を続けながら街を歩く山崎、そもそも兵藤の顔立ちは個性的すぎるので、そっくりさんなど本当に居るのか?と、こぼす。山崎をなだめながら「昼飯でも喰うか」と、店に入る。

圧倒的

 オーダーを取りに来た男性の容姿に驚愕する利根川と山崎。兵藤会長にしか見えない圧倒的酷似。呆然とする2人は「ご注文は?」と聞かれ、野菜炒め定食をオーダーした。

完全

野菜炒め定食の旨さに再び驚く利根川達に、野菜は完全無農薬、味付けは塩のみ、と嬉しそうに説明する「そっくりさん」。その様子を見て固まる利根川達に「お客さん疲れてます?お仕事大変ですか?」と気遣う。

似非

 兵藤会長の口からは天地がひっくり返っても出て来ないような言葉の連続に戸惑う利根川。外見は似ているが中身が違いすぎる、つまり「似て非なる物」。どうしたものかと思案する利根川に「この人でいこう」と進言する山崎。

叩き直し

山崎は、元は「兵藤会長のお付き」だったので、兵藤の仕草や癖、口調は良く知っている。中身の違いは山崎が「叩き直す」と宣言した。

まさやん

利根川達から兵藤の影武者役について説明を受けた「まさやん」こと本田正安さん。やるかどうかを迷っていたが、店のおばちゃんに「まさやんは困っている人を放っておけないだろ」と背中を押され、影武者役を承諾する。

 

 第26話 「唯塩」のレビュー

 またもや兵藤会長の気紛れに翻弄される利根川の苦悩を描いた26話。兵藤の相変わらずな無茶ぶり具合と、本心を伝えられない利根川とのやりとりが地味に可笑しい。影武者という響きが妙にツボにハマるのは私だけだろうか?

 

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中間管理録 トネガワ 第25話 「問答」

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 尊敬

兵藤会長の待つ部屋に呼び出され、いきなり「ワシを尊敬しているか」問われる利根川。不意のことに戸惑いながらも当然だと応える。しかし兵藤は「口先だけなら何とでもいえる」と切り返す。

忠誠心

 必死に本心であることを伝えようとする利根川に兵藤は言う、「ならば忠誠心を試すか」と。淡々と話続ける兵藤の口から出てきた言葉に利根川は耳を疑う。

飛び出し

「あなたが森を歩いていると、突然草陰から動物が飛び出してきた。さて、その動物は何ですか?」と問いかける兵藤。狼狽える利根川に、考えずに直感で答えろ、と即す兵藤。

見かけ

「 ではウサギ」と応える利根川に、見かけによらず恋愛体質、恋に恋するタイプ…と呟く兵藤。

リハーサル

「第二問、明日は演劇発表会、前日のリハーサル、、、」動揺する利根川を後目に淡々と質問を続ける兵藤。ようやく兵藤が心理テストにハマっていることに気付いた。

「王子様役のあなたがお姫様役の人を見て驚愕した理由は?」と問われ、「思ったより高齢だったから」と応える利根川に追い討ちの質問を浴びせる兵藤。「靴の色は?」

好きすぎ

利根川が「白」と答えるや否や笑い出し「そんなにもか!?」「そんな目でワシを見ていたのか、好きすぎだろう」と御満悦の様子。黒服達に本を見せると、吹き出して笑い始める。

第3問

心理テストの本に何が書かれているのか、と不安になる利根川。構わず続ける兵藤。

「宇宙飛行士のあなたは、宇宙船の不調で惑星に不時着。宇宙船を出るとそこには宇宙人。さて、その宇宙人はどんな姿?」

問いかける兵藤に応える利根川、「巨大なタコ型」。色を聞く兵藤、「赤」と返す利根川。

 青

豹変する兵藤、突然「そんな事を考えていたのか!無礼者!」と、怒りだし利根川に制裁を加える。慌てて「青の間違い、紫っぽい青だった」と訂正する利根川。兵藤の態度は再び豹変し、急に怯えだす。

 断トツ

黒服達に心理テスト本を見せながら驚きを分かち合う兵藤。本を見た黒服達も、思わず本を取り落とすほどに驚愕する。

「青紫」が何を意味するのか聞こうとする利根川を避ける様に制止する兵藤が言い放つ。「これまで見てきた変態の中で、断トツの変態!優勝!」

兵藤から利根川の優勝を祝福するよう命じられた黒服達が静かに祝う。

 

 第25話 「問答」のレビュー

 緊迫した兵藤会長の部屋の中で繰り広げられる、シュールなやりとりが印象的な25話。いまさら心理テストにハマり、わざわざ幹部を部屋に呼びつけて付き合わさせるワガママな兵藤に、これまた真面目に付き合う利根川の織りなす滑稽なやりとりがたまらなく可笑しい。青紫の示す内容を読んでみたい、と感じるのは私だけだろうか?

 

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中間管理録 トネガワ 第24話 「尖靴」

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佐衛門三郎

利根川の大阪出張中の帝愛第三会議室 。山崎に書類のチェックを依頼する佐衛門三郎。何となく違和感を感じ、山崎は佐衛門三郎の足元を見て驚く。

原宿

嬉しそうに原宿で買ってきたポインテッドトゥーシューズについて語り始める佐衛門三郎。流石に黒服に派手な靴は「やりすぎ」だと注意する山崎。

ブーム

山崎の声に反応した周りの黒服達が何事かと近づく。流石にやりすぎだろうと周りに同意を求める山崎。佐衛門三郎の靴を見た堂下が一言、「どこで買った?」 これを皮切りに始まったチーム利根川のファッションブーム。靴や時計や スーツまであれこれファッションを楽しむ黒服達と、賛同しない山崎と権田。

校長先生

利根川が戻ったら怒られる、と心配する山崎。対して佐衛門三郎は、利根川は仕事さえ、こなしていれば怒るような人間ではないと言う。風紀の乱れは心の乱れと指摘する山崎を「校長先生みたい」だと笑う佐衛門三郎。

規則

その夜、電話で出張帰りの利根川にファッションブーム問題について相談する山崎。利根川はあっさりと「規則違反」で片付ければ良いとアドバイスする。新幹線がトンネルに入り通話は途中で切れてしまう。

ラッツ

週明けの佐衛門三郎は更にエスカレートし、日サロで日焼けした肌にストライプのスーツと黒の蝶ネクタイ。さながらラッツ&スターのいでたちだった。 規則違反だと指摘する山崎、佐衛門三郎の返す手は「規則を良く読んだか」であった。サングラス、ネクタイ、スーツ、靴に指定されているのは「黒」という色だけだ、と。

中学生

現れた利根川、佐衛門三郎の理屈に「まるで中学生」だが、筋は通っている、と言う。確かに規則違反ではないが、その格好は「洒脱でない」と続ける。

基本

スーツスタイルの基本を踏まえずに、奇抜なアイテムを身に付けてもコスプレにしかならず、イタいだけ。大事なのは基本をおさえつつ、やりすぎない事だと黒服達に淡々と説いた。

原宿

山崎の胸ポケットにポケットチーフ一枚を刺すだけで、ガラッと印象を変えてみせる利根川。自分が服に「着られていた」と気付き落胆する佐衛門三郎に利根川が問う、その服はどこで買ったのか?と。原宿と応える佐衛門三郎に「相変わらずだな、あの街は」と一笑する利根川。

丸の内

大人の余裕を見せる利根川に、思わず「どこで服を買うのか?」と詰め寄る部下達に、時間に余裕があるから一緒に行くか、と教えたのは、銀座、丸の内だった。

第24話 「尖靴」のレビュー

またもや佐衛門三郎 のオンステージかと思われる展開で始まった24話。黒服達に大きく影響を与える佐衛門三郎だったが、利根川の前では子供同然の扱い。あっさりと負けを認める。利根川が見せる幹部らしい大人の余裕を、「珍しい」と感じたのは私だけだろうか?

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